OSAKA'n Blog

大胆不敵で分析癖のあるENTP型ネアカポジティブヲタクウォッチャー。2016年7月生まれ男子持ちエンジニア。あまり動じないタイプ。関西圏に生息中。

『シュガー・ラッシュ:オンライン』のさくっと感想(ネタバレなし)

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最近ホールドの付いている壁、登りがち

最近、息子は母好きが加速している。
唐突に「お母さん大好きー!」と言ったり「チューしていい?」と訊いてきたり。
チューは両ほっぺにキスしてくれることです。

面白かったのが、一昨日寝る前に息子が言った
「ぼくはお母さんのヒーローなの」
という言葉。

これは、こないだ一緒に観に行った『シュガー・ラッシュ:オンライン』の影響。
作中で「ラルフはわたしのヒーローだよ」という言葉が出てきます。
あの作品を観てヒーローって言葉の意味を掴んだんだろうか。
2歳5ヶ月でも意外としっかり作品を感じているのかもしれない。

osakanit.hatenablog.com

* * * * *

ということで、さくっと『シュガー・ラッシュ:オンライン』の感想。
小ネタ系はたくさん話したいことがあるのですが、ここでは長くなりすぎるため放置。テーマ的な話に絞ります。

あらすじは公式を参照(公式に詳細なあらすじあり)↓

好奇心旺盛でワクワクすることが大好きな天才レーサーのヴァネロペと、ゲームの悪役だけど心優しいラルフ。大親友のふたりは、アーケード・ゲームの世界に暮らすキャラクター。
そんなふたりが、レースゲーム<シュガー・ラッシュ>の危機を救うため、インターネットの世界に飛び込んだ!そこは、何でもありで何でも叶う夢のような世界――。しかし、思いもよらない危険も潜んでいて、ふたりの冒険と友情は最大の危機に!? 
果たして<シュガー・ラッシュ>と彼らを待ち受ける驚くべき運命とは…。

(公式サイトより引用)

www.disney.co.jp

前作では、ヒーローになりたいゲームキャラ悪役ラルフが、孤独なバグ持ちキャラであるヴァネロペと出会い友情を育み、ヒーローになれない「役割として悪役が与えられた自分」を受け入れ自己肯定を取り戻していく話となっている。
「自己肯定を得ることで、自分の役割や境遇を受け入れる」ことがテーマ。 

続編の『シュガー・ラッシュ:オンライン』では、親友であるラルフとヴァネロペの生き方や考え方に差があると匂わせるところから話は始まる。
ここで、ラルフの自己肯定はヴァネロペに依存していることが見え隠れする。

ヴァネロペはインターネットの世界に足を踏み入れ、自分自身で「こうありたい」と自分の生き方を見つけるが、その生き方に対してラルフは受け入れらない。
ラルフは親友との意見の相違に直面し、心の揺らぎにより周囲に悪い影響を及ぼし始めるというお話になっています。

これは、友人関係にとどまらず夫婦関係や、【ラルフ】→母親、【ヴァネロペ】→子、として『子離れ問題』にも置き換えられます。
子供(ヴァネロペ)を自分の存在意義として感じている母(ラルフ)と、敷かれたレールより外の世界、自由を求める子供(ヴァネロペ)。自己投影してきた子供が他人として自立をし始める時期、何が起こりどういう影響を与えるのか。

「他人依存の自己肯定から脱却する」これが今作の大きなテーマかな。
そう、他人の評価で生きないってやつですね。

わたしはヴァネロペ的な思考ですが、ラルフの考えることも理解できます。高校の時に先に夢を見つけた友人に感じた切ないような、あの気持ちを思い出しました。誰しも感じたことがあるかもしれない。
プロジェクトメンバーの自己肯定感激低後輩女子に観て欲しい作品だなぁ。

今作は、多様性の時代ならではのテーマを持つ映画になっています。
実は大筋のテーマ以外でも多様性が表現されているのですが、それは観て感じるかまたの機会に。
※それを書くかどうかは気が向いたら

あー、ネタバレしたい。